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辞めてしまってからの転職は是か非か

 辞める前の転職活動がベターである、という説はよく聞きます。

  採用側の視点で言えば、「きちんとした理由が言えるなら、別に問題ないです」というのが実際です(むしろ、すぐに人手が欲しい場合などは、機動的なので好ましい場合があります。前職がある場合だと、退職して入社するまでにどうしても時間がかかりますからね。最低でも一月はかかるでしょう)。

 では、好ましい理由とはいかなるものか?
「資格試験の勉強をしていた/自分の技能に磨きをかけるため勉強していた」「前職で体調を崩した」「家庭の事情で辞めた(育児、介護など)」・・・。他にもあるかもしれませんが、前向きな理由、あるいは止むを得ない理由であれば面接官にも納得してもらえるでしょう。

 あまり好ましくない理由は以下のようなものです。「上司とケンカした」「仕事がつまらなかった」など、ほんの少しでも本人に原因があるのでは?と危惧される恐れのある理由はまずいです。採用サイドもそういう人は警戒しますね。「上司とケンカ」→ひょっとして情緒不安定なのか?「仕事がつまらない」→忍耐力がないのか?仕事をえり好みするのか?といううふうに受け取られる可能性があります。

 ただし、辞めてからの転職活動は時間の自由が利く反面、早く決めないと、という焦りでおかしな求人を掴んでしまう可能性もゼロではありません。そういった部分も、「辞めずに転職活動を」といわれる所以でしょう。あと、伸びている業種を選ぶことも大切です。

 たとえば・・・あなたに能力が備わっていれば、辞めていようが就職先はみつかります。能力が備わっていなければ、10年勤務していても就職先はみつかりません。スキルが無く曖昧な退職理由でしかない場合には不利に働くケースもあると思います。


 現在の生活・経済・家庭環境等の諸条件とてらしあわせて辞めるべきか続けるべきかの判断は慎重に行っていただきたいと思います。現在の仕事の収入が無くなると生活に支障を来たすなら大変でしょうが在籍しながらの転職活動が良いのではないでしょうか。多少の蓄えがあるとか、実家なので余裕があるような場合には身体が資本なので、精神的ストレスから本格的に病む前に(就職先が決まらなくても)退職をしたほうが良いかもしれません。

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