中途採用求人数増加中
景気回復の影響でしょうか、人材紹介最大手のリクルートエージェントの2月末時点での採用求人数が、前年対比で29.8%も増えています。求人数の増加は景気の有効な指数ですね。
<4/21 日経産業新聞より>
【リクルートエージェント、2月末の中途採用求人数29%増】
人材紹介最大手リクルートエージェント(旧リクルートエイブリック、東京・千代田)の2月末時点の中途採用求人数は6万3266人となり前年同月末に比べ29.8%増えた。景気回復を背景に即戦力を求める企業の求人が続いている。
☆中途採用の現状とは??
人材不足の長期化により、最近では求人条件を緩和して採用後に育成する企業も出てきた。業種別では主力のIT(情報技術)・通信分野が42.5%の2万805人となり、増加が目立った。ネット系企業の開発、営業の求人が増えている。
雇用形態は、明治時代は引き抜き等により職人の転職が活発であったが、大正時代頃から終身雇用が一般的となった。その後、バブル崩壊以降は、労働者全体に占める割合は少ないものの、転職は増加傾向にある。
総務省「労働力調査年報」より総務省の労働力調査では、2001年8月は、全就業者に占める転職経験者の割合は5.1%、15-24歳では12%程度を占めている。女性の転職率は横ばいもしくは減少傾向にあるが、男性は高年齢層を除いて増加傾向にある。
2004年の転職を希望している就業者の割合は全産業平均で9.7%。年齢別では25~34歳が14.8%と高く、35~45歳が9.6%、45~54歳が8.1%となっており、若年層ほど転職希望がいくらか高い。しかし、転職をキャリアアップのチャンスととらえるアメリカに比べれば、日本の労働移動率は依然として低く、雇用が流動化してきていると言われているものの、長期雇用の伝統が残るヨーロッパ諸国のそれに近い。
転職希望率及び実際の転職率については、職種毎に大きな差異がある。例えば、システムの企画・開発や運用・保守に携わるITプロフェッショナルに限れば、転職希望者は2人に1人という非常に高い水準にある。その理由の第一は「給与に対する不満」(48%弱)だ。また、3人に1人が「より将来性のある組織で働きたい」と答えている。